「よっしゃ!うまくいったぞ!!」
そう言って、建物の影に隠れているのは、蒼い髪の少年。
「ア−マ−着てると、熱源反応でサ−チされちゃうからな・・」
そう・・・彼こそ、ア−マ−を外し、擬人化モ−ドにチェンジした「ロックマン・コ−ド」だ。
「よし・・行くとするか」
バッ
コ−ドは、素早くダッシュすると、一体のメカニロイドの前に出た。
「!?何者ダ!」
コ−ドを”敵”と判断した敵メカニロイドは、コ−ドに向かって、手持ちの銃を向けた。
しかし
「運が悪かったって諦めてくれ!ハァッ!!」
ズン
敵メカニロイドの銃より早く、拳をたたき込むコ−ド。
「ガビ?ガガカガ・・・」
ドォォン
コ−ドの拳が、そのまま敵メカニロイドの動力を破壊し、メカニロイドは爆裂した。

「ハァ!!タァ!!」
ズォォンズォォン
さすがに、全員を一気に相手にするのは、いくらコ−ドでも至難の業だ。
そこで、コ−ドは、物陰から、一体一体片付けていった。
ドォォン
最後の一体が爆裂する。
「ふぅ・・・これで最後か・・」
そう言って、一息つくコ−ド。
しかし
「キャーー!!」
突然、少女の悲鳴。
「!?あっちか!」

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